「そば・うどんの本 埼玉」 そば好きが選んだおいしいお店

 幹書房「そば・うどんの本 埼玉」そば好きが選んだ美味しい店より

「そばうどんの本」表紙

 主人の出身地は福島県山都町宮古。この地方では、各家庭で日常的にそばを打つ。
今では13件の農家がそば料理を提供するまでとなり、
水そばで有名なところだ。その伝統は古く鎌倉時代から続いている。


 山都町で栽培するそば粉を自家製粉し、水も福島県飯豊山の伏流水を使うという徹底ぶり。
そば粉10割の麺は黒くしっかりしていてやや太め。
本節のみでとっただしつゆはすっきりとした味だ。冷たいそばしかやっていないが、
そばがき、そばがきの天ぷら、そばがきの揚げ出し、そしてそば団子がつく
そばづくしは、そばのいろいろな味が楽しめると人気がある。

 地酒も20種類以上が揃い、
青森から取り寄せる本鴨の陶板焼、
山都産の粉から作る手作りさしみこんにゃくや
洋風メニューまで酒の肴も多種多様だ。
民芸風の落ちついた雰囲気でゆっくり食事が楽しめる。

          幹書房「そば・うどんの本 埼玉」P134より抜粋


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